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はじめに
※この記事は原作の設定は全く関係なく、私が勝手に独自考察したものです。
クレヨンしんちゃんに登場する「野原しんのすけ」こと「しんちゃん」の行動が発達障害の特性にあまりにも当てはまっていたので、しんちゃんの特徴と発達障害の特性を見比べてみました。
自分が子どもの頃は、自分のことに精一杯で、他の子の発達なんて全く興味もありませんでした。
同じクラスの中に勉強が苦手な子や運動が苦手、いつも先生に怒られている子などたくさんいて、みんなそれぞれの個性だと思ってきた人がほとんどですよね。
知的があるかどうか調べる知能指数IQの検査は早くても5歳にならないと受けられませんので、
現在は3歳なので、自閉症スペクトラムのどのタイプになるのかも、成長とともにはっきりしてくるのだと思います。
息子の事をきっかけに現在は発達障害についてたくさん勉強中です。
野原しんのすけ(クレヨンしんちゃん) 特徴
- 会話が一方的
- 大人びた話し方をする
- 相手の反応を気にせず話す
- 綺麗なおねいさんを見ると走って行く
- 買い物を頼むと必ず遊び初めてしまい忘れる
- ケツだけ星人、死体ごっこなど独特な遊び
アスペルガー症候群?
アスペルガー症候群とは知的障害をともなわず、言葉の遅れもないことが特徴です。
人懐っこかったり、話し好きだったりするケースもあり、一見コミュニケーションには問題ないように見えます。
しかし、自分の関心ごとを一方的に話し続けたり、相手の質問に対して的外れな受け答えをしたり、言葉のキャッチボールができないことがあります。
会話しているけれども、本当の意味でのコミュニケーションは苦手であるということです。
話が一方的で会話になっていない
しんちゃんがお姉さんをナンパするときも、この様な一方的な話し方をしているシーンをよく見ます。(笑)
『オラはにんきもの』の歌の中にも
「ねぇねぇお姉さん ピーマン好き?」
「人参食べれる?納豆にはネギ入れる方」
「えっ、ホント?オラたち気が合うかも!」
なんてセリフがあります。ナンパの達人ですね!!
人見知りしない子で社交的な子。大人になったしんちゃんを是非見てみたいです!
人の話を聞いていないのか?わざとわからないふりをしているのか?
しんちゃんの場合は意外と知恵のあるシーンを見かけるので、
コミュニケーションをとるためにわざとボケをかましていたりして(笑)
こだわりがある
カニの種類こだわってますね(笑)
遊び方が独特
独特で有名な遊びは「死体ごっこ」
丁度私が持っていた漫画には死体ごっこが載っていなかったので、事故現場ごっこを見つけました(笑)
これは家の中でなく、外でやられたら警察を呼ばれちゃいそうですね…。
恐ろしい…。
しんちゃんの遊びの中でこの生き物になりきるシリーズもいっぱいありますね!
なまけものとか、ゴキブリとか蛍などたくさん!
しかもクオリティ高い完成度なんですよね(笑)
すごい才能だと思う!!
大人びた話し方
これはひろし(父)のマネをしているだけだと思いますが(笑)
「手のかかる親を持つと苦労するぞ~」
「ああ言えばこう言う」
「やれやれ」
など大人びた話し方をするシーンもいっぱいあります。
空気を読まない発言
思ったことをすぐに口に出すのと、文章の意図をあまり考えないで発言する。
きっと「親の顔が見てみたい」はそのままの意味で受け取ってしまって、親切のつもりでみさえに伝えたのでしょうけど、5歳児ってみんなこんな感じなのでしょうか?(笑)
臨機応変ができない
これもまた「しっかりつかまってなよ」をそのままの意味でとらえて
しんちゃんなりに一生懸命ギューっとしたのでしょうけど(笑)
5歳児でもまだ力加減が難しいのかな?
運動会の入場行進のときに、
ひろし(父)が「しんのすけこっち~」とカメラを向けて読んでいるシーンで、
しんちゃんは更新しながらひろしの元へ(笑)
みさえも「そーゆー子なんだから」って(笑)
しんちゃんからしたら呼ばれたから行った。それだけですよねw
怖いもの知らず
しんちゃんから見た『紅サソリ隊』がどう見えるのかはわからないけど、
ガラの悪い怖そうな人がいたらなかなか近寄りがたいとは思うのですが…。
組長先生(園長)にも全く怖がらずに懐いていますね。
しんちゃんは見かけじゃなく内面を見るタイプなのかな?
ルールがわからない
しんちゃんは「サッカーボールは蹴る」というところまではわかっていても、
相手のゴールにシュートするという一連の動作は理解していないのかもしれません。
アニメでもキーパーじゃないのに手でボールを触ったり、サッカーのルールが怪しい場面がありました。
↑この漫画のシーンは昔読んだときはしんちゃんはおっちょこちょいだな~くらいにしか思わなかったけど、今読むと少し気になっちゃいます。
つねに自由
こんな危ないところで寝れるしんちゃんスゴ!!っと思っていましたが、ADHDにみられる日中の過度な眠気?
みんなが教室に戻っているのにひとりだけ熟睡しているしんちゃんはやはり、周りが見えていない特性もあるのかな?
ADHD【注意欠陥多動性障害】?
注意散漫で忘れっぽい(不注意)、落ち着きがなくてじっとしていられない(多動性)、深く考えずに突発的な行動をとる(衝動性)などの特徴があります。
徒競走で1位目前のしんちゃん!!
きれいなお姉さんを見つけてコースアウト!(笑)
私の息子が2歳の運動会で似たような事やっていましたw
障害物競走で1位目前でクルクル回る大玉に気を取られ、3位に 笑
視界に入ってきた物の誘惑にはなかなか勝てません…。笑
ずーーーーーーーっと動いていますね(笑
暇だから体を動かして遊んでいるだけなのかな?
車ひかれちゃうよーー!!(汗)
これって多動性は関係ないかな?
それは子どもの心臓のポンプ機能がまだ発達していないため、下半身に流れてきた血液を容易に心臓に送り出すことができず、動き回ることで足の筋肉を動かし、その勢いで下半身の血液を心臓に送り返しているからとも言われています。
衝動的な行動?
これも現実の定型発達の5歳児はやる行為なのでしょうか?
洗剤や便など口に入れてはいけない物の区別はわかっているとは思うのですが、
わかっているけど口に入れてみたいという衝動的な行動にも見えます。
別のシーンでは日焼け止めオイルを飲もうとしているシーンもありました(汗
しんちゃんのイメージ
しんちゃんのイメージは
幼稚園では結構問題児
本屋さんでも要注意人物
町でも少し変わった子?
でも一度会ったら忘れられない!そんな個性の塊のようなしんちゃんだからこそ
人気者のムードメーカーのような存在になれたのではと思います。
なかなか涙を見せることのないしんちゃん。
この秋田のじいちゃんとお別れするシーンはとっても可愛いです。。。
普段いつもふざけているしんちゃんも5歳の子供なんだなぁと思えるシーンでした。
「しんのすけくんはいつだって変よ」
↑よしなが先生のこの発言に私は笑ってしまいました!笑
問題児であるしんちゃんのことを明るく受け止めているというか
「しんちゃんはこういう子」としっかり前向きに向き合っている様に感じました。
さいごに
ここまでしんちゃんの特徴と発達障害の特性を比べてみました。
別の記事ではドラえもんに出てくるのび太とジャイアンも比較してみました。
のび太とジャイアンは小学生なので学校での生活や勉強の面でも比較できましたが、
まだ5歳の幼稚園児であり、成長の途中なのでコレは絶対にそうだ!
といえる特性は無かったと思います。
しんちゃんの行動と発達障害の特性で似ている部分はたくさんありましたけど、
しんちゃんの場合、笑いを取るためにわざとふざけているのではないかと思いました。
大人の行動もよく見ていて、その結果大人びた話し方をたくさん覚えている様な…。
ですが今の世の中では、こういった少し変わった子というだけで
発達障害の診断が医師によっては出てしまうことも全然あり得ると思います。
もちろん早期発見が本人のためになることは間違いないとは思いますが、
発達障害の診断をもらった事で逆に生きづらい世の中になってしまわないかが少し心配です。